災害からコミュニティーを守るためには今後何が必要なのか?活発な経済活動と住民の暮らしの質を維持しながらどのように防災の質を図るのか?第3回防災世界会議の一環として行われる「海岸地域のレジリエンスに関するグローバルな取り組み」ではR3DAYアジアパシフィック及びピースボート災害ボランティアセンターがこれらの重要な課題に光を当てます。
このフォーラムではファーストレディーである安倍昭恵氏による基調講演が予定されています。また東北の防潮堤についての司会進行によるコミュニティー討論会の後、国際専門家パネルがそれぞれの意見を述べ、各国における海岸地域レジリエンス強化の取り組みを紹介します。
パネル1
司会進行によるコミュニティー討論会
防潮堤がすでにある地域の住民と、現在は無いけれどの検討中の地域の住民が、危険地域を守る選択肢について、また地域を守るコミュニティー防災に関して東日本大震災の経験を元に意見交換します。
パネル2
国際専門家パネル
Dr.ホリー・バムフォード(アメリカ海洋大気庁)、Dr.マイク・ベック(ザ・ネイチャー・コンサーバシー)、Dr.リテッシュ・クーマー(国際湿地保全連合)、Dr.ファブリス・ルノー(国連大学)
R3ADY ASIA-PACIFICは自然災害の防災と地域のレジリエンス強化のために革新的、戦略的なパートナーシップを推進する目的で、ホノルルで開催されたアジア太平洋経済協力(APEC)においてアジア太平洋防災レジリエンスネットワークとして設立されました。自然災害の対応に必要な投資や努力はここの政府の努力を越えようとしているのが設立の基礎にある認識でした。災害への対応だけでなく防災についても国際的な協力や協調が必要です。